輸出用熱処理加工

木材梱包で海外へ輸出する際には

「梱包用木材については防疫上適切な処理を行った木材を使用して梱包をする。」という国際的基準*1が制定され、木材梱包輸出では熱処理材、または燻蒸処理材を使用するように定められています。

熱処理では、木材の材芯温度が少なくとも56°C以上で、連続30分以上の加熱が要求されています。
弊社の処理方法は蒸気熱処理*2で、大気に配慮した低NOx仕様のミウラ製ZボイラSU-300を熱源として、容量約90㎥の処理施設で蒸気熱処理しています。

処理された木材梱包材の木製パレットにはIPPCマーキングがスタンプされ、必要に応じて熱処理証明書を発行しています。

*1:国際基準No.15「国際貿易における木材こん包材の規制」
*2:財団法人全国植物検疫協会認定処理施設として認可されています。

《製品へのスタンプ見本》

製品へのスタンプ見本

《IPPCマーク》

IPPCマーク